うちわは日本の伝統工芸品になっていますが、もともとは中国から伝わったものだそうで、朝鮮なんかにも朝鮮うちわというものがあります。
朝鮮半島で確認される古い資料としては、茶戸里(タホリ)1号墳(紀元前1世紀)から出土したうちわの柄、安岳(アナク)3号墳(4世紀)の壁画に描かれたものなどがあるそうです。
「三国史記」によると、新羅(しんら)末期の地方の有力者だった甄萱(キョンフォン)が、918年に高麗太祖(こうらいたいそ)の即位を聞いて、一吉チャン(イルキルチャン)の位を持つ閔郤(ミンクク)を派遣してお祝いを述べ、孔雀扇 (くじゃくせん)と智異山(チリサン)の竹の矢を献上した。とあるのが、朝鮮半島の最も古い記録なのだそうで、この孔雀扇というのが、うちわのことなのだと思います。字から察するに孔雀の羽根で制作されたとても立派なものだったのではないかと思われます。
最近はうちわの通販も普通な時代ですね。